4時間目が終わり、昼休み。

「うぅ~…食いものぉ…」

堪らず教室を抜け出し、霸龍闘は食糧確保の旅に出る。

妹のいる中等部1年のクラスに向かった霸龍闘。

「鬼龍、何か食わせてぇ」

フラフラと擦り寄るが。

「ん?私何も食べてないアルよ?」

鬼龍は弁当すら持ってきていなかった。

「最近太り気味で、体のキレがよくないアル。ダイエットしないと母上みたいな鋭い突きが打てないアル」

ダ、ダイエットなんかしたら、二代目けしからん乳がしぼんでしまうじゃないか!

「やかましアル理事長!」