瑠璃一味のお戯れな学園生活

「それにしても」

またチラチラとリィを見る霸龍闘を。

「変な目で見んなっ!」

アストレイア(納刀状態)で引っ叩くシン。

流石に妹をいかがわしい目で見られるのは気分がよくないようで。

「いててっ、変な目じゃねぇって!」

頭を押さえる霸龍闘。

「いや、努力してて偉いんだなと思ってさ」

「だろ?リィは努力家だからな」

「だなー」

今まで興味本位で見ていたとはいえ、見られる方としては気にしているのだ。

少しはデリカシーというものも覚えようと反省する霸龍闘。