瑠璃一味のお戯れな学園生活

「霸龍闘」

孔雀が愛刀の四季を納刀したまま、霸龍闘の頭をコツンと叩く。

「露骨に見過ぎだよ」

早川家と違って躾の行き届いている夕城の三兄妹。

孔雀もやたらと女性の胸をジロジロ見るような真似はしない。

が。

「ちょうどいいや孔雀、ちょっと、ちょっと」

霸龍闘が肩を組んで、気付かれぬようにリィを指差す。

「……何?」

「何じゃねぇよ…大きくなってねぇか?」

「何が?」

「何がって!」

霸龍闘がオパーイを表現するジェスチャー。

「……」

ちょっと気まずくなりつつも、横目でリィの胸を見る孔雀。

「まぁ…確かに」