瑠璃一味のお戯れな学園生活

「そういえば」

瑠璃が腕を組んだ。

「鬼龍と射的の屋台に入ろうとしたら、親父が失意の表情で店を畳んでいた…何かあったのか?気の毒なほどに項垂れてたが」

「「……」」

霸龍闘とリィが、バツの悪そうな顔をする。

瑠璃一味が屋台を二つも廃業に追い込んでいる。

悪質な客だ。

「あ…あれは私達悪くない…」

「う、うん、そうだよな…ちょっと景品いっぱい貰って、荒稼ぎしただけだよな…?」

だからその荒稼ぎが駄目なんだって。