「玩具の鉄砲を使って、限られた弾数で景品を撃ち落とすゲームなんだ」

霸龍闘が射的について説明する。

「面白そう…やってみたい…」

リィもコクンと頷く。

「じゃあおっさん、二人分な」

霸龍闘は小銭を払った。

フフンと笑う射的屋の親父。

あのハニーブラウンの髪の娘は、外国人だろうか。

可愛い彼女の前でいいカッコしたかったんだろうが、残念。

お前さんは醜態晒して、下手すると本日で別れ話を切り出さ…。

「ほら、こうやって命中させるんだ」

「成程…結構面白い…」

ってバシバシ当てとるがなっ!