瑠璃一味のお戯れな学園生活

一方こちらは鬼龍に擦り寄るこはく。

「うんうん裾丈もピッタリだったし、赤い浴衣は見立て通りよく似合うね。艶っぽくていいねぇ鬼龍ちゃん」

「そ、そんな…艶っぽいなんて…そんな事ないアル…」

こはくの言葉に頬を染めて照れる鬼龍。

「そんな事ないよ、ねぇるー君?鬼龍ちゃん可愛いよねぇ?セクシーだよねぇ?」

「むっ?」

突然話をふられて、瑠璃狼狽。

「う、うむ…い、色っぽい…と…思う…ぞ…」

「い、いろ…」

ぼしゅううう、と。

鬼龍の頭から湯気が上がる。

こんなセクシー中学生ってどうなの。

「でも」

こはく、鬼龍の浴衣の胸元をクイと引っ張る。

「アイヤヤヤヤヤッ、奥方っ」

「胸周りはちょっとキツそうだね…龍娘先生にサイズ聞いたのになぁ、流石成長期、三日会わざれば括目してオパーイを見よ、だね」

その諺違います、奥方。