瑠璃一味のお戯れな学園生活

「いやいや、それにしても…」

ずっと無言で様子を見ていた龍之介が、口を開く。

「いいじゃねぇか滝行…悪くねぇ」

珍しい、龍之介が修行に関して肯定的な意見を言うとは。

しかしその鼻の下は伸びている。

その視線の先を見ると。

「ひゃっ?」

めのう、滝を浴びて白い道着がスケスケ。

そうか、滝行にはこういう楽しみ方もあるのか。

目の付け所が違うな、龍之介。

「おぅよ、理事長まだまだ修行が足りねぇな」

「煩悩の塊のお前が言うなっっっっ!」

めのう、夜桜フルスイング。