瑠璃一味のお戯れな学園生活

5分ほどして。

「あのねあのねっ!」

ハイテンションで、めのうが滝壷から出て来る。

「ネズミーランドのスプラッシュマウンテンみたい!」

「お前全く修行してないな…」

額に青筋浮かべる瑠璃。

まぁ夏だし、暑いし、水場だと気持ちいいし。

考えてみるに、滝行って冬場じゃないと修行にならないんじゃないの?

これは失敗だったかもと、今更ながらに思う瑠璃。

「もっかい浴びてきていい?」

「シャワーじゃないんだから、姉さん…」