瑠璃一味のお戯れな学園生活

「次、めのう」

「えぇぇぇぇえ…」

瑠璃に言われて、めのう、あからさまに嫌な顔。

「髪ビショビショになっちゃうよぉ…」

今時の女の子な発言だ。

「嘗めてるのか、修行だと言っただろう」

「う~っ」

こういう時は厳しい兄様、めのうが甘えても許してくれない。

渋々滝壷に入って行っためのうだが。

「ひゃ~♪」

頭から水を被った途端、歓声を上げる。

「気持ちいい~♪水冷た~い♪涼し~い♪」

「「……」」

胡乱な目をする瑠璃と孔雀。

何か、凄い楽しんでるんですけど。