瑠璃一味のお戯れな学園生活

どう聞いても、医者としてではなく『異性』として誉めているような言葉。

「うん…そうね…先生と話していると…私も緊張するかな…」

そう言ってリィは微かに笑う。

え、何、その嬉しそうな顔。

茂みの陰からリィを見ていた霸龍闘は気が気ではない。

素敵なお医者様の前で話してると、緊張するって事?

俺と話してる時は、すごくリラックスしてんじゃん!

緊張なんて欠片もしてないじゃん!

医者って事は、あれだろ?

リィの体を診たりしてんだろ?

服の前をはだけて、リィの胸に聴診器当てたりしてんだろ?

それなのに、リィは満更でもないって態度で話してるし!