夜が明け、瑠璃一味が続々とテントから起き出す。

「今朝はどうするアルか…とりあえずご飯を飯盒で焚いて、おむすびと味噌汁でも作るアルか」

寝惚け眼を擦りながら、鬼龍が瑠璃に問い掛ける。

メニューが瑠璃の好み中心なんですね、鬼龍さん(ニヤニヤ)

「なっ…み、味噌汁は朝の定番メニューアル!べ、別に瑠璃の好みに合わせた訳じゃあ…!」

「鬼龍…俺が和食好みなのに合わせてくれたのか…有り難う…」

「違っ…あのっ…そのっ…ど、どう致しまして…」

赤面して礼を言う瑠璃に、同じく赤面して返答する鬼龍。

めのうと孔雀ニヤニヤ。