瑠璃一味のお戯れな学園生活

さて。

ずっとこのリゾートで過ごしていたい所だが、天神の面々にも仕事があり、生活がある。

夢の時間はここらでお開きにした方がよかろう。

「本当に皆さん、有り難うございました」

「私達、天神の仲間で本当に良かったです」

拓斗とペインが改めて礼を述べる。

「次は子供だな」

「武道家にするのか?魔術師にするのか?」

「子供が出来たら天神幼稚園に預けてくれれば私面倒見るよいっぱい一緒にオヤツ食べるよ!」

「お前が食いてぇだけだろが小猿!」

仲間達のいつものやり取りに、拓斗達は笑う。