瑠璃一味のお戯れな学園生活

正午にもなると、お客は倍増。

気温も最高潮となる。

「ラーメンは任せるアル!中華っぽいのは得意アル!」

鬼龍が腕を振るう。

「カレーはペインさんが作ってたビーフシチューの応用…任せて…」

流石リィ、この間橘邸でペインが作っていたのを見て覚えたらしい。

「焼きそばくらいなら大丈夫!私がやっつけちゃうよ!」

鉄板の前で野菊が奮闘する。

「要はこれグルグル回すだけだろ?孔雀、シロップ頼むな!」

「OK、任せて」

霸龍闘と孔雀もカキ氷機の前でフル回転。

「お待たせしましたぁ、ラーメンとカレーのお客様ぁ」

「シルヴィちゃんこれ運んで!」

「んだ、おれ、やれば出来る子!」

ウエイトレス役のめのう、咲花、シルヴィは店内を出たり入ったり。

「氷補充済ませたぜ!」

「こっちは麺を運んで来たぞ」

体格のいい瑠璃と龍之介は、氷塊や箱一杯の麺などを軽々運んでくる。