という訳で、リゾートで過ごす一日。

ならば泳がなければ損だろう!という訳で。

「水着に着替えて楽しむぞぉ!」

などと拳を振り上げた瑠璃一味は。

「……」

男子、女子に別れてハッと顔を見合う。

昨日まではお祝いムードであんまり気にしなかったが、海じゃん、水着じゃん、肌露出度多めじゃん!

今更ながら好きなあの子の視線が気になって、若干勢いが弱まる女性陣。

でもこんな南国リゾートで海水浴楽しめるなんて、早々ある事じゃないし。

「の、覗いたら奥義だからねっ?」

龍之介にそう言い放つめのうを筆頭に、女子達はコテージの中へと着替えに入っていく。