まぁリィとしては、霸龍闘の弁髪を引っ張りたくなるのも致し方あるまい。

前を歩く霸龍闘。

ちょうどリィの目の前辺りで、プラプラ揺れる弁髪。

長さも太さも、ちょうどいいサイズ。

リィの手にジャストフィット!

「……」

霸龍闘、嬉し恥ずかし苦笑い。

別に引っ張られた所で痛くも痒くもないのだが、何というか気恥ずかしい。