という訳でテイク2。

「お飲み物をお持ちしました…ご主人様…」

「~~~~…」

呼べと言っといて、呼ばれると照れる霸龍闘。

「ご主人様…?」

小首を傾げる姿が、またなまらめんこい。

「い、いや、有り難う…」

リィから手渡されるトロピカルドリンクを受け取る霸龍闘。

リィは飲み物を渡した後も、盆を胸の前に抱え、霸龍闘の傍らに立っている。

普通一礼して下がるのだろうが、霸龍闘の妄想の中では、リィは常に付き従ってくれるものらしい。

どんだけ好き好きだお前。