瑠璃一味のお戯れな学園生活

押し寄せて来るカキ氷タライ盛りの注文の嵐。

「次の方どうぞぉ」

額の汗を拭いながらにこやかに言う雪菜に。

「これっ」

カウンターの下の方から、小さな手が食券を出す。

「あらっ?」

身を乗り出してカウンターの下を覗く雪菜。

そこには、うんと背伸びしたシルヴィがいた。

「かきごおりたらいもり、くれっ」

「はい、有り難うございます」

ニッコリ微笑む雪菜。

「『トッピング』は、どうしますか?」

「とっぴんぐ????」

首を傾げるシルヴィ。