瑠璃一味のお戯れな学園生活

そんな野菊の隣で、咲花は顔を赤くしつつも目が離せない。

野菊のように邪な目で見ている訳ではなく、純粋に年頃の異性の体を見てドキドキしてしまったと、そんな感じらしい。

いやいや、初々しいですな。

「どぉ?どぉ?咲花ちんは誰が好み?」

「ふぇっ?」

野菊に訊かれ、咲花は目を白黒させる。

「マッチョボディなら龍之介君や瑠璃君だよねぇ、程良い引き締まった体なら孔雀君やシン君、霸龍闘君だけど…みんなそれぞれ良さがあるよねぇ、うんうん、選り取り見取り」

完全に視点がシルフィアと同じだ。

「咲花ちんは、ゴリマッチョと細マッチョ、どっちが好き?」