瑠璃一味のお戯れな学園生活

そんな彼らの様子を、道場の扉の隙間から覗く視線…。

「ほれほれ、見てみ見てみ咲花ちん、なかなかの絶景だよん」

そう言って純情ウブな咲花を邪悪な道に誘うのは野菊。

てかお前、男子の覗きってどういう事だ?

そんな理事長のツッコミすら無視して、野菊は視線を走らせる。

「流石、みんな鍛えてるだけあって、ええ体しとるのぉ」

関西の助平オヤジか。

「咲花ちんも見なって。理想的な逆三角形の宝庫だよ?」

「わ、私はいいですよう…」

頬を赤らめて呟く咲花を。

「いいからいいから♪」

野菊は扉の前に引き寄せた。