瑠璃一味のお戯れな学園生活

「いただきまーす!」

早速焼きあがった肉を、脇目も振らずにがっつく霸龍闘。

「…ペランペランの肉だなぁ…俺は丸焼きみたいな方が好きだなぁ…」

この世界に来て焼肉は食べた事がないらしく、薄く切った肉にイマイチ納得していないシン。

箸で肉を摘まみ、物足りなさそうにしていたが。

「うまっっっっっ!」

タレをつけて口に入れた途端、瞳を光り輝かせる!

「サンチュに巻いて食っても、ご飯の上に乗っけてかっ込んでも美味いぞ」

霸龍闘が食べ方を教える。

「肉にも色んな種類がある…味や食感が違って美味しい…」

リィも気に入ったのか、コクコク頷きながら口に運ぶ。