瑠璃一味のお戯れな学園生活

という訳で翌日。

半ば強引に鬼龍も引き摺って、瑠璃一味は学食にやって来た。

「脂っこいものとか欲しくないアル…」

乗り気でない鬼龍。

「いやいや、ここは無理してでも食って栄養付けた方がいいぜ、鬼龍」

学食のオバチャンに早速食券をを渡す霸龍闘。

「ヤキニクって何だ?要は肉の丸焼きだろ?」

そんなの珍しくもないと、シンが首を傾げる。

「それともバーベキューの事…?」

リィもハテナと首を傾げる。

「ちょっと違うかな、焼肉ってのは、牛や豚の肉を焼いたり、肉や内臓にタレをつけて、直火で焼きながら食べる料理なんだよ」

霸龍闘が説明する。

「やっぱ肉を焼いただけじゃんか。何でそんなに高価な料理なんだ?」

「きっと上質な素材を使っているんだと思う…」

不思議がるグリフィノー兄妹。