瑠璃一味のお戯れな学園生活

黒爪が言うなり、めのうは夜桜を構えて走り出た!

大上段から、縦一文字の斬撃!

「牡丹一文(ぼたんいちもん)」

技の名を告げためのうの声は、酷く冷めた冷たいものだった。

しかしそれとは裏腹の、痛烈な一撃!

脇腹に深手を負わされた龍之介は、龍鱗で受け止めるのがやっと。

回避まではできない。

「紅梅(こうばい)」

またもめのうが太刀を振るう。

比較的浅い斬撃で龍之介の意識を向けさせておき。

「蘇芳(すおう)」

本命の深い斬撃!

しかも斬鉄仕込みの強烈な一撃!

「がはっ!」

龍鱗が突破され、龍之介は流血した。