「「「じゃんけんぽん!」」」

夕城邸。

瑠璃、孔雀、めのうの三人が集まって、じゃんけんをしている。

負けたのはめのう。

「では、頼む」

瑠璃にお金を渡され、めのうは少し不満顔。

梅雨に入り、暑くもなった。

夕食の後でアイスを食べたくなり、近くのコンビニで買ってくる事にしたのだが、要は使い走りを誰が引き受けるかという話だったのだ。