「おーい、霸龍闘ぉ!」

先頭を歩いていたシンが、霸龍闘を呼ぶ。

「ん?何だ?」

駆け足でシンの方へと向かう霸龍闘。

その後ろ姿を見つめながら、リィの水玉模様の傘が、楽しげにクルクルと回った。