瑠璃一味のお戯れな学園生活

と。

「!」

難しい顔をしていた霸龍闘の頬を、リィが、ペチ、と叩く。

「髪、どう思う…?」

「えっ?」

突然、リィが訊ねてきたものだから、霸龍闘はキョトンとする。

「私…昔は髪の毛真っ直ぐにして伸ばしてた事があるの…」

「へぇ…」

「元々癖っ毛でね…ちょっとの間、伸ばしてた…『お前、真っ直ぐだと母さんにそっくりなんだ』って、シンは言ってる…」

「ふぅん…」

ジッとリィのハニーブラウンの髪を見る霸龍闘。