「あ」
めのうが思い出したように声を上げる。
「そういえば、私がくー君に女物の服着せようとしたら、母様怒ったんだよぉ」
プンスカ頬を膨らませるめのう。
彼女は怒っても可愛いですな。
ま、罪のない親子の口論という奴で…。
「『そんなのよりもっと可愛い服着せなさい!』って」
めのうよりも、母親のこはくの方がド天然でした。
何この母娘。
「あと、鈴木さんの箱ムリクリ取ろうとしたらニョロニョロって逃げてったり、琴子さん背も胸も小っちゃくてかわいー♪って誉めたら機嫌悪くなったり」
…人には触れられたくない部分があるのです。
少しは勉強しようね、めのう。
めのうが思い出したように声を上げる。
「そういえば、私がくー君に女物の服着せようとしたら、母様怒ったんだよぉ」
プンスカ頬を膨らませるめのう。
彼女は怒っても可愛いですな。
ま、罪のない親子の口論という奴で…。
「『そんなのよりもっと可愛い服着せなさい!』って」
めのうよりも、母親のこはくの方がド天然でした。
何この母娘。
「あと、鈴木さんの箱ムリクリ取ろうとしたらニョロニョロって逃げてったり、琴子さん背も胸も小っちゃくてかわいー♪って誉めたら機嫌悪くなったり」
…人には触れられたくない部分があるのです。
少しは勉強しようね、めのう。


