「お?」

モグモグと食糧を食べていた鬼龍が、学園長達に気付く。

「出迎えご苦労アル!」

「何でそんなに元気なんだい…」

学園長、三度目のorz。

いや、元気なのは有り難いけど、もう少し可愛らしく小屋の中に隠れて震えてたりとか、そういう状況を想定していたのだ。

何みんなで宴とか開いてんのコイツら。

「んー…まぁ祝勝会ってとこですかねぇ…」

咲花が言う。

学園長達がふと見ると。

「なっ?」

避難小屋の近くに、巨大な竜種がだらしなく舌を垂らして気絶していた。