勇者とて、一人で何もかも背負う必要はない。

救いたい人も、妹のトラウマも、何もかも支え合う仲間と共に。

「忘れるな」

霸龍闘はシンに言う。

「瑠璃一味は、『勇者シンとそのパーティー』でもあるんだぜ」