アストレイアの切れ味を以ってしても、そう簡単に竜種の鱗は両断できるものではない。
しかし落下速度を斬撃に上乗せした上段斬りは、バラウールの鱗を斬るのではなく文字通り叩き割り、脳震盪を起こさせるほどのダメージを与えていた。
爛々と輝く眼が光を失い、グラリと巨体を崩れさせていく。
周囲に響くほどの轟音を立て、バラウールは瑠璃一味の目の前で横たわった。
「よっしゃあ、竜種討伐成功だぁっ!」
龍之介がバラウールの尾を放し、額の汗を拭う。
初陣の竜種討伐で、見事成功させるとは。
瑠璃一味の潜在能力の高さを窺わせる。
しかし落下速度を斬撃に上乗せした上段斬りは、バラウールの鱗を斬るのではなく文字通り叩き割り、脳震盪を起こさせるほどのダメージを与えていた。
爛々と輝く眼が光を失い、グラリと巨体を崩れさせていく。
周囲に響くほどの轟音を立て、バラウールは瑠璃一味の目の前で横たわった。
「よっしゃあ、竜種討伐成功だぁっ!」
龍之介がバラウールの尾を放し、額の汗を拭う。
初陣の竜種討伐で、見事成功させるとは。
瑠璃一味の潜在能力の高さを窺わせる。


