天空宮市の4分の1を占めている広大な学園都市。

小高い丘を登り、ようやく天空宮学園の校門が見えてくる。

生徒達の声が賑やかに響いていた。

天空宮学園は本日休校らしい。

部活をしている生徒達が大勢いる。

あそこでランニングしているのは侍部。

戦闘系クラブ練習場の隅で的を射抜いているのは狩人部の生徒達。

白魔法部が、緊急時の蘇生訓練をしている姿も見える。

どこのクラブも活動が活発だ。

天空宮学園の生徒達は、身につけたスキルを活用し、卒業後は各方面のエリートとして活躍する事が多い。

それも皆、こうした日々の努力の賜物なのだろう。