瑠璃一味のお戯れな学園生活

が。

「ごめんねぇ、シルヴィちゃん」

めのうがシルヴィの頭を撫でてやる。

「私も瑠璃一味の皆で行った方が楽しいんだけど、こればっかりは勝手な事できないからさぁ」

「ぶー」

唇を尖らせるシルヴィ。

「そんなに拗ねるなシルヴィ。何か土産を買って来るさ」

瑠璃も苦笑いする。

「期待してるよ、瑠璃君、めのうちん」

野菊がニパッと笑った。