瑠璃一味のお戯れな学園生活

「大丈夫だったか?鬼龍」

肩越しに見る瑠璃を。

「だっ、誰が助けてくれと言ったアルかっ!」

相変わらずの減らず口で罵る鬼龍。

「でも…」

彼女はポッと頬を染めた。

「ま、まぁ礼は言っておいてやるアル…」

どうやら彼女も母と同様、『萌え鬼龍』になるらしい。

龍娘ほど凶悪ではないが、今は。