「……何か騒いでますね、瑠璃先輩達」

咲花が瑠璃達の方を見る。

「どーせ私の胸がどうとか言ってるアル…男の子は皆スケベアル」

唇を尖らせる鬼龍。

「……」

胸の話題が上がった事で、鬼龍の胸をまじまじと見る咲花。

「確かに大きいですよね、柔らかそうだし、綺麗なピンク色だし」

何がだ。

「ちょっ、どこ見ているアルか咲花！リアルで生々しい説明やめるアル！」

「それに比べて…」

視線を落とし、溜息をつく咲花。

「私は今の所、瑠璃一味の女の子の中じゃあ下位ですもん。勝ててるのはシルヴィちゃんくらいのものかなぁ…野菊先輩といい勝負くらいですかねぇ…」

小学生で野菊といい勝負とは、咲花が発育いいのか、野菊がビックリするほど洗濯板なのか…。