「よし、決めた♪」

めのうは命令を出す。

「6番の人が、ずっと隠してた秘密をカミングアウトして下さいっ」

成程、これは確かに面白い。

さて、果たして誰がどんな秘密を暴露するのか。

「6番…俺だな」

6番のくじを持っていたのは龍之介だった。

「秘密なぁ…まぁ別に秘密って訳でもねぇんだが」

頭をガシガシ掻きながら、龍之介は何て事なさそうに言う。