ドキン―――― 胸が刺されるような感じかした。 「違う!私はただ、山本君は部活で忙しそうだし、彼女なんて今はいらないだろうなーて思って……」 あれ、私何いってんだろ? 「それに私なんかよい山本君にはもっと美人な子のがお似合いだよ。私みたいな子、山本君に吊り合わないよ――――」 バンッ!!!! 「えっ………?!」