ミサ…

 タノシミニ シテタジャ ナイカ…

 ミサ…

 ミサ…

 ミサ…!



「美沙…は、私…」

 雅臣が倒れて行く様子を見つめながら、彼女の記憶はビデオの巻き戻しボタンを押したかのように、勢いよく遡っていた。