未熟児ながらもなんとか生き抜いて、
3歳になったころ異変が起きた。

まず大好きだった魚介類を食べて、
吐いて止まらなかった。

慌てて病院に連れて行かれ、
重度のアレルギーだと診断された。

そしてもう1つ。
この頃の私は、なにも聞かれてもわからないと泣き叫ぶだけだった。

「ピンクと青どっちがいい?」

母親からの質問に私は、

「わかんない〜、うわああああ」

わからないと泣き叫ぶ。

なにを聞かれてもそうだった。

そして私は、
近所の精神科へ連れて行かれた。

そこでは、
異常なしと診断された。