い、いや、そうじゃなく!! 私はいつの間にかベッドの上に───かな兄の部屋のベッドの上にいて。 私の上にかな兄が覆い被さっていた。 えええ?! 「えっ、ちょっ、か、かな兄…?!」 「何?」 いや、何、じゃなく。 「え、と、その……どいてもらえます?」 「は?なんで?」 なんでって……恥ずかしいからだよぉぉ!!