ナオは絶対気づいてない。











空とオレの秘密は、












ナオにバレる前に、






伝えきれるかな?







でもこのままがいい。








そばにいてくれる。




握り返してくれる。




笑いかけてくれる。















「クシュン…。」








かわいいくしゃみ。





噂をしたからかな?






ちゃんとタオルケットを掛けてだきしめる。











ナオの体温が気持ちよくて眠気を誘われる。










喉が渇いたなんて忘れて、







ナオによって心が潤って、









ナオのかわいいくしゃみをもう一回聞く前に寝てしまっていた。