全力投球~諦めたくない夢~



「柳瀬?俺の復帰が嬉しうないのか?」

「う、嬉しいにきまてるでしょ!!河西がおかしくなるしおちょくるから、調子狂っただけ!」

「ならいいけど・・・」

そういった河西は、とても寂しそうで
入学当初と変わらない少し困った顔をしてた。
やっぱ、
心の奥では辛いし、変わってないんだ・・・

でも、
ここで私がまた困らせるわけにはいかない。
河西の最高の笑顔を見るためにも・・・

・・・・・・身を削ってでも甲子園に行く。
絶対に、優勝してやるんだからっ!!