「はよー!!」

「っ?!
カナ、傘持ってきたか?」

「はいはい。シン、ふざけないでねー(笑)」

「一咲、大丈夫?」

「カナ、心配しないで?大丈夫!!」

そっか・・・。
そういったカナは、不安でいっぱいの顔をとっさに隠した。
もしかしたら、カナのお父さんから聞いてるのかもしれない。

不安にさせてごめんね・・・
でも、絶対大丈夫だからさ・・・