夏のカケラ

「お前を・・・試合に出す事を条件にな・・・」





・・・・!!


「ま、今考えたら・・最低な事をしたんだけど・・・俺はそれくらい・・・七瀬が好きだったんだ・・・」


遠くの方でサイレンの音が聞こえる。


僕の頭は・・・真っ白だった・・・


「七瀬は・・・絶対にヒロを出してあげて、って言って・・・デートをOKしてくれた・・・」


もう、僕は奥野の言葉が頭に入らなく成っていた。


「俺が・・見栄を張って、七瀬を振った・・・って言った時に・・・お前は俺に殴り掛かって来ただろう・・・」


奥野は苦笑いしながら僕を見た。