夏のカケラ

『選手宣誓ですね、一ノ瀬キャプテン!』


記者達がヒロを囲んでいた。


『は・・・はあ』


ヒロの顔が青い。


『今の気持ちをお願いします!』

『・・・やっちゃいました・・・』


ヒロが俯いて答える。


『はい?』

『あの・・・代わって貰うのは・・・無しですか・・・?』

『え?』


その時、突然後ろから二谷と三井がヒロの口を塞いで連れ去った。


記者達がボー然とヒロを見送っていた。


アナウンサーが慌てた様に、


『い、以上・・・一ノ瀬キャプテンでした・・・』

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