夏のカケラ

だが、涙は止まらない・・・


ヒロはずっと頑張って来た・・・


だから・・・


だから・・・


涙が止まらないんだ・・・


一年の時にヒロがマイに言った・・・


゛本気に成った俺を側で見ておけ!″


マイは・・・


ずっと見て来た・・・


だから・・・


だから・・・


マイは泣きじゃくり出した。


恥ずかしい・・・


一人で泣いて・・・


そう思っていると、ヒロが立ち止まった。


ヒロ・・・?


マイが顔を上げると、ヒロはゆっくりとマイの前に立つ・・・


え・・・?