夏のカケラ

大歓声が起きた −!!


それと同時に悲痛な叫び声も聞いた −!



どっちだ・・・




顔をゆっくり上げて、振り返った。




審判が右手を高らかと上げている・・・




ダメか・・・




そう思った瞬間だった・・・





審判は高らかに上げた右腕を頭上で回し出した!




え・・・?




そのゼスチャーは・・・?




その時・・・!




突然ランナーコーチの木山が泣きながら抱き着いて来た!





ベンチから全員が泣き、そして叫びながら、走って出て来た!!