夏のカケラ

金属音が響き歓声が上がる −!


ファールだ・・・!


みんなが再び、声を張り上げる。


マイは唇を噛み締めた・・・


もう見ていられない・・・


ヒロは充分頑張った・・・!


誰も責めない・・・


でも・・・


あの人は・・・諦めていない・・・!


マイは涙で前が見えなかった・・・


ふとヒロがコチラを見た。


マイと目が合った気がした。


そして、ヒロはニッコリとマイに微笑み、バットを握り直していた・・・