夏のカケラ

ヒロはファールで粘り、既に10球目を迎えていた。


マイの瞳から流れる涙は、止まる事が無かった。


ベンチでは全員が泣きながら叫んでいた。


マイは手を合わせ祈る・・・




マイは小さい時から・・・


ずっとヒロが好きだった・・・


理由は分からない・・・


だからヒロの情けない姿を見ると腹が立って冷たい態度を取る事が多かったのだ・・・


何でこんな人の事を好きに成ったんだろう?


そう自問を何度もした・・・


けど・・・


大好きなのだ・・・!




カーンッ!