夏のカケラ

友和の手は汗でビッショリであった。


気が付けば、山城社長はもちろん、バカ専務も・・・そして山城建築の社員のみんなが大声で声援を贈っている。


テレビに映し出されているヒロを見つめ、友和は泣いていた。


みんなが応援してくれている・・・


ヒロ・・・


お前は・・・


最高の息子だ・・・!










スタンドはパニックの様に、ヒロの名前を叫んでいた。


貴子は見ていられなかった・・・


ずっと美嘉と手を握り合っている。


三年前からヒロが夜に出掛ける様に成った。