全員が頷く。



「そいつらの為にも絶対に勝つ!!!」


「オウッ!!!」



全員が返事をする。



「そして・・・」



ヒロがチラッとマイを見て来た。


みんなも見る。



え?何?



マイはみんなを見つめ返す。


ヒロは笑いながら叫んだ。





「絶対にウチのマネージャーを甲子園に連れて行く!!!分かったな!!!!!」




「オウッ!!!!!」




全員が笑顔で返事をした・・・!



・・・みんな・・・!



マイの瞳に、また涙が溢れ出して来た・・・



もう・・・これ以上・・・泣かさないで・・・!



監督は優しく微笑んで見つめていた・・・