夏のカケラ

お前ら二人と出会い、最初は三人で適当に過ごすだけで、満足していた・・・


だけど・・・いつしか、心が渇いている自分が現れたんだ・・・


その時だったよ・・ヒロ。


お前が・・一人で練習をしてるのを見たのは・・・


ヒロが一塁ベース上でアキラに声を掛けている。


アイツは・・・来る日も来る日も練習をしていた。


俺の心に火がついた。


アキラが幸運だったのは、カズだった・・・

カズも、アキラと同じ気持ちでいたのだ・・・


そして・・・


俺達三人は・・・ライバルに成ったんだ・・・!